ショッピングクレジットの手数料はいくらかかる?導入費用・月額費用も解説

公開日:2025/08/18

ショッピングクレジットの手数料を計算する手元の画像

ショッピングクレジットを導入する際は、加盟店が負担する各種手数料を正しく把握する必要があります。加盟店手数料や導入手数料、月額手数料は、利益に直結する重要な要素であるためです。

本記事では、ショッピングクレジットで加盟店が支払う手数料の種類や相場を、クレジットカード決済と比較しながら解説します。ショッピングクレジットを利用する際に消費者が負担する手数料も紹介するので、ぜひご覧ください。

ショッピングクレジットとは

ショッピングクレジット(ショッピングローン)とは、クレジット会社が商品やサービスの購入代金を立て替えて支払う仕組みです。ショッピングクレジットを利用した顧客は、クレジット会社に購入代金を分割で返済していきます。

ショッピングクレジットを導入すれば、クレジットカードを持っていない、あるいは利用可能枠が足りない顧客も分割払いが可能となるため、高額商品の販売を促進しやすくなり、売上増加が見込めます。

エステや美容医療、家電製品、貴金属、スクールなど、購入代金が高額になりやすい商品やサービスで主に活用されているサービスです。

関連記事「ショッピングクレジット(ローン)とは?メリット・デメリットや導入までの流れを解説

ショッピングクレジットの加盟店手数料

加盟店手数料とは、ショッピングクレジットの加盟店がクレジット会社に支払う手数料です。顧客の購入代金に対して、一定の割合で発生します。

たとえば、購入代金が30万円で手数料率が1.0%の場合、クレジット会社から加盟店に入金される金額は297,000円です。

300,000円 - 3,000円(加盟店手数料)= 297,000円

加盟店手数料率はクレジット会社などによって異なりますが、クレジットカードと比べて低い傾向があります。一般的な目安は、以下のとおりです。

区分 加盟店手数料率(目安)
ショッピングクレジット 0%~3.0%程度
クレジットカード 1.0%~5.0%程度

なお、上記はあくまでも目安であり、実際の手数料率は契約内容や月々の立替金額などによっても異なります。詳しくはクレジット会社に確認しましょう。

ショッピングクレジットの導入手数料

ショッピングクレジットを導入する際、導入手数料が発生する場合があります。

導入手数料とは、加盟店契約を結ぶ際に一度だけ支払う事務手数料などの費用です。クレジット会社によって異なりますが、一般的な相場は0円~20,000円程度であり、無料のケースも少なくありません。

ただし、ショッピングクレジットを導入する際には、クレジット会社に支払う導入手数料とは別に、PC・タブレットやプリンターなどの設備を整えるための費用がかかることもあります。

いっぽう、クレジットカード決済の導入時には決済端末機の購入代金などがかかる場合があり、ショッピングクレジットの導入手数料と比べて高い傾向があります。

ショッピングクレジットの月額手数料

月額手数料とは、毎月固定で発生する費用のことで、システム利用料(クレジット会社の決済システムを利用するための費用)などが挙げられます。

ショッピングクレジットは、月額手数料が無料の場合が多く、かかっても数千円程度と比較的少額に抑えられていることが特徴です。

クレジットカード決済では、毎月システム利用料や決済端末のレンタル費用などが発生する場合があります。

また、クレジットカード決済はオプションサービスが充実している傾向があり、それらを利用する場合はショッピングクレジットと比べて毎月の負担が大きくなる傾向があります。以下はオプションサービスの一例です。

  1. セキュリティ対策
  2. POSレジとの連携
  3. 早期入金サービス
  4. 電子マネー決済 など

【消費者負担】ショッピングクレジットの分割払手数料

ショッピングクレジット利用時に消費者が負担する手数料としては、「分割払手数料」が挙げられます。

分割払手数料とは、分割払いを利用する際に消費者がクレジット会社に支払う手数料です。一般的に、支払回数が増えるほど手数料率が高くなり、総支払額が大きくなります。

手数料率は、クレジット会社や支払回数などによって異なります。

ショッピングクレジットのおすすめポイント

お客様にショッピングクレジットの案内をする女性

ショッピングクレジットを導入すると、加盟店に一定の手数料負担が発生します。しかし、それ以上に販売機会の拡大や売上増加が見込める点がショッピングクレジットのメリットです。

この章では、加盟店がショッピングクレジットを導入する主なメリットを解説します。

  1. 売上の増加が見込める
  2. キャッシュフローの安定につながる
  3. 人件費の削減や業務効率化が図れる

売上の増加が見込める

ショッピングクレジットを導入すれば、機会損失を防止でき、売上の増加が見込めます。手持ちの資金では支払いが難しい方やクレジットカードを持っていない方、クレジットカードの利用可能枠が足りない方も、商品やサービスの購入を諦めずに済むためです。

顧客が収入状況や今後の家計の見通しに応じて柔軟な支払計画を立てられるため、客単価の向上にもつながります。加えて、分割払いに対応していない競合に対し、競争優位性を高められます。

関連記事「ショッピングクレジット導入で売上アップを図れる?注意点や導入方法も解説

キャッシュフローの安定につながる

ショッピングクレジットを導入すると、顧客の購入代金に対して加盟店手数料が発生する場合があります。ただし、ショッピングクレジットの加盟店手数料率は、一般的にクレジットカードと比べて低めです。

手数料率が低いほど、実際に手元に入る資金が多くなるため、キャッシュフローに余裕が生まれやすくなります。

また、購入代金は、顧客の支払回数に関わらず、クレジット会社から一定のサイクルで一括入金されることが一般的です。売上の入金が安定・予測しやすくなるため、資金計画も立てやすくなります。

いっぽうで、商品やサービス代金の前受けとなるケースもあります。短期的なキャッシュフローだけでなく、中長期的なキャッシュフローも計画に入れておきましょう。

人件費の削減や業務効率化が図れる

ショッピングクレジットの導入には一定の手数料がかかるものの、業務効率化やコスト削減につながるメリットもあります。

ショッピングクレジットでは、クレジット会社が顧客への請求や入金の回収を担います。加盟店側での入金管理や連絡、督促などの手間が省けるため、人件費の削減が可能です。

未回収リスクがなくなるほか、接客や販売促進といった本来専念すべき業務に時間・人材を割きやすくなるため、業務全体の効率化にもつながります。

AGペイメントサービスは導入手数料・月額手数料が0円

ショッピングクレジットの導入をお考えの事業者様は、アイフルのグループ会社「AGペイメントサービス」をご検討ください。

AGペイメントサービスのショッピングクレジットは、導入費や月額費用が0円です。原則として加盟店手数料もかかりません※1。販売金額=入金金額となるため、利益率の維持やキャッシュフローの安定につながります。

また、加盟店様への入金は、お客様の返済時期・回数に関わらず、月3回(10日、20日、月末)一括で支払うため、計画的な資金運用が可能です。

販売機会を逃したくない方やキャッシュフローを改善したい方は、ぜひAGペイメントサービスにご相談ください※2

まとめ

ショッピングクレジットの加盟店が支払う手数料として、主に加盟店手数料、導入手数料、月額手数料の3つが挙げられます。

加盟店手数料は、加盟店がクレジット会社に支払う手数料のことで、顧客の購入代金に対して一定の割合で発生します。この料率は、クレジットカード決済と比べて一般的に低めです。また、導入手数料や月額手数料も少額、または無料のケースもあります。

これらの手数料は利益に直結するため、正しく把握し、複数のクレジット会社を比較・検討して選びましょう。

ショッピングクレジットを導入すれば、予算が合わない方やクレジットカードを持っていない方、利用可能枠が足りない方にも購入を促しやすくなり、導入コストを上回る売上アップにつながる可能性があります。

ショッピングクレジットに関する不明点や不安点は、ぜひAGペイメントサービスにご相談ください。

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