ショッピングクレジット(ローン)とは?メリット・デメリットや導入までの流れを解説
公開日:2025/05/19

高額な商品やサービスを販売している場合、顧客がクレジットカードを持っていなかったり、クレジットカードの利用可能枠が足りなかったりすると販売機会を逃してしまうケースがあります。
そのようなケースに備え、ショッピングクレジット(ローン)を導入すれば、顧客の決済方法を増やせるだけでなく高額商品の販売促進や代金回収リスクの軽減につながります。
本記事では、ショッピングクレジットの仕組みや導入するメリット・デメリット、導入までの流れを解説します。販売機会を増やしたい方は、ぜひ参考にしてください。
ショッピングクレジット(ローン)とは
ショッピングクレジットとは、顧客の商品やサービスの購入代金を信販会社が一括で立て替えるサービスです。ショッピングクレジットはクレジットカードを持っていない顧客も利用でき、利用した顧客は購入代金を信販会社に分割で返済します。
ショッピングクレジットは、信販会社の加盟店となることで導入できます。ショッピングクレジットを導入すれば、顧客の決済方法を増やして高額商品の販売を促進したり、代金回収リスクを抑えたりできます。
クレジットカードとの違い
ショッピングクレジットとクレジットカードの違いは、以下のとおりです。
ショッピングクレジット(ローン) | クレジットカード | |
---|---|---|
事前の申込み | 不要 | 必要 |
利用方法 | 買い物のたびに審査を受ける | カード申込時に審査を受ける |
繰り返し利用 | 1回の審査で1回のみ利用可能 | 利用限度額内で繰り返し利用可能 |
クレジットカードは申込みの際に審査を受けるため、所有してからは利用限度額内であれば審査不要でスムーズに決済できます。また、クレジットカードにはポイント付与や買い物保険がついていることがあります。
いっぽう、ショッピングクレジットは事前の申込みが必要ありません。代わりに買い物のたびに審査が発生します。継続利用を前提としておらず、付帯サービスはないのが一般的です。
ショッピングクレジット(ローン)利用の流れ
ショッピングクレジットの一般的な利用の流れは以下のとおりです。
- 顧客が商品を選ぶ
- 支払い方法をショッピングクレジットに指定する
- 申込後、審査が実施される
- 審査通過後、信販会社が立替払いをして、顧客が商品を購入する
- 顧客が信販会社に分割で返済する
ショッピングクレジットを利用するためには、商品を購入する際に購入店舗で顧客が申込みをする必要があります。申込内容を審査し、審査に通ったら顧客が商品を受け取れます。
ショッピングクレジットを利用した顧客は、信販会社に分割で立替えてもらった代金を返済していくことになります。
ショッピングクレジット(ローン)のメリット
ショッピングクレジットを導入することで、顧客への販売チャンスを増やせたり、分割払いの代金回収リスクを抑えたりできるメリットがあります。
ここでは、ショッピングクレジットのメリットを紹介します。
顧客の購入機会を逃さない
ショッピングクレジットを利用すれば、顧客の予算やクレジットカードの利用限度額によって販売するのが難しかった高額商品の購入を促しやすくなります。
決済方法を増やすことで、クレジットカードを持っていない顧客にもアプローチしやすくなるでしょう。
以上のように、ショッピングクレジットを導入すると、売り上げアップや競合との差別化による新しいユーザー層の獲得につなげられる点が大きなメリットです。
代金回収リスクを抑えられる
ショッピングクレジットでは、信販会社が一括で顧客の購入代金を立て替えるため、代金が回収できなくなるリスクを抑えられます。安定した資金回収の目途が立つため、計画的な資金運用が可能です。
また集金の手間が省け、これまで集金にかかっていた時間や人件費を削減することができます。
ショッピングクレジット(ローン)のデメリット
ショッピングクレジットにはメリットだけでなく、デメリットもあります。ここでは、ショッピングクレジットのデメリットを紹介します。
決済のたびに審査が必要
顧客がショッピングクレジットを利用する際は、その都度審査が必要です。ローン申込後の審査はほとんどの場合、当日中に完了しますが、時間がかかる場合もあります。
顧客は買い物のたびに審査の申込みをしなければならないため、ほかの決済方法よりも手間がかかると感じる可能性があります。
最低利用金額が定められている
ショッピングクレジットは、信販会社によって最低利用金額が定められています。そのため、最低利用金額を下回る買い物では利用できません。
高額商品の販売には効果的ですが、一定額以下の買い物をしたい顧客には利便性を感じてもらえない点はデメリットです。
ショッピングクレジット(ローン)導入までの流れ

ショッピングクレジットを導入するまでの流れは以下の通りです。
- ショッピングクレジット導入の申込みをする
- 信販会社から送付された加盟店申込書と必要書類を提出する
- 信販会社が加盟店審査を実施する
- 加盟店契約を締結する
ショッピングクレジットの導入までには、2週間~1ヶ月程度かかります。信販会社は申込内容や提出資料、面談による審査をするため、審査結果によっては導入できないケースもあります。
ショッピングクレジット(ローン)を導入する際の注意点
ショッピングクレジットを導入する際は、信頼性の高い信販会社と提携することが大切です。信頼できる信販会社と提携すれば、顧客もあんしんして商談がスムーズに進み、代金回収の心配をすることなく、顧客の購入機会を増やせるでしょう。
信販会社の評判や手数料、サービス内容を比較してあんしんして契約できる信販会社を選びましょう。また、加盟店としては一定の経営状態と事業計画、コンプライアンス体制など整えておくことが重要です。
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まとめ
ショッピングクレジットは、顧客の商品やサービスの購入代金を信販会社が一括で立て替えるサービスです。
ショッピングクレジットを導入すれば、顧客の決済方法を増やして高額商品の販売を促進したり、代金回収リスクを抑えたりすることができます。
ショッピングクレジットを導入するなら、契約加盟店数が3,000社を超えるAGペイメントサービスの利用をぜひご検討ください。
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